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信じてはいけない人事の熱い話

・2010年卒の学生は5月1日段階で内定率が50%。これは久々に酷い状況だ。好景気に浮かれていたとはいえ、急落し過ぎだ。今後秋採用も含めてどこまで内定率が向上するか次第だが、なるべく向上していくことを祈りつつ、状況を掴んでいきたい。

・こういう状況になった理由のひとつに学生の選別主義があったことは間違いない。エントリー社数が20−30社で全部落ちるのは常識だと思ったほうがいい。こういった経済環境において必要なエントリー数は100社。これを下回るエントリーはリスクヘッジになっていない。

・エントリー社数が少なくなる原因のひとつに企業人事の夢物語がある。これは、「本当に受けたい会社を選べ」的なアプローチだ。いや、わかるが就職活動の時期にそれをやってもチャンスは一度きりなのでフラれれば終わりだということを理解しておこう。そして、人事はそんな状況の責任は取らない。なぜなら、それでも選考を通過してくる学生にしか興味がないからだ。

・さらに言えば、人事は手間を惜しむタイプが多い。そのため、本気で自社を受けてくる学生だけを相手にしているほうが内定辞退などが起こらず、結果として業務効率が向上する。記念受験や滑り止め受験は人事からしてみれば、処理する人数が増えて良い迷惑なわけだ。

・それはどの会社の人事も同じこと。結果として素直な学生は人事を信じ、もしくは人事出身の就職コンサルタントに騙され、結果として少ないコマ数を消化して慌てることになる。

・安全をとるリスクヘッジのためには定量的にモノゴトを判断する必要がある。純粋に現状でエントリー数を語るのであれば100社は普通だと考えている。少なくとも2011年卒の就職活動生はこのエントリーを読んだ以上、100社のリストを早急に作り上げよう。出し入れは自由なので、志望度順に作り、自由に取捨選択していくことだ。

・そうすれば、少なくとも来年の「内定0」は防げる。本気で行きたい会社なんか受かってから考えれば良い。



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